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AV出演被害防止・救済法が施行されました

2022年6月23日にAV出演被害防止・救済法が施行されました。
●この法律は
AVに出る約束(契約)をした人を守るための法律です

●AVに出演したひとの心や身体や生活に被害が生じています

●そうした被害を防ぐため、出演契約を無力化するルールが新しくできました

​●この法律について詳しく知りたい場合は、以下のページを確認してください
  >>内閣府「AV出演被害防止・救済法」について
  >>内閣府「AV出演被害について」
  >>内閣府「法律についてのQ&A」
  >>内閣府「こんな被害が起きています」
  >>内閣府「各種様式」

●法律のことを知りたい

  ​​>>AV出演被害防止・救済法の全文を読む

これまでに寄せられた相談事例

相談
される方の多くは、誰からも自分の人生を否定されたくないし、被害者と決め付けけられたくないし、同情もされたくないという気持ちを抱えています。目に見えない不安をかかえて今を生きているのです。ご本人の許可を得て、相談の例を紹介します
(相談者が特定されないように細部を変えています。)

Aさんのケース

私は「AV女優募集」と書かれたホームページを見て、面接を受けました。でも撮影のときに、思っていた以上のことを要求されて怖い思いをしました。目に精液を入れられたり、性感染症のことがとても心配です。不正出血があり、生理が来なくなったので体のことがとても不安です。家族にバレるのが怖いです。これからどうして生きていけばいいのか。先が見みえないです。

Bさんのケース

私の性行為を撮影したものが、私の知らないうちに動画投稿サイトで販売されていることを知りました。運営会社に消してほしいと伝えましたが、投稿した知らない相手に、私の氏名などの個人情報を伝えなければ消せないとか、弁護士に相談してくださいといわれました。もう、どうしたらいいのかわかりません。

注1:動画投稿サイトとは、不特定の人が投稿した動画を不特定の人が視聴できるようにするサイトのことです。動画投稿サイトの中には性行為を撮影した動画を有料で視聴できるようにしてお金を得る仕組みもあります。

注2:個別の撮影内容については映像が特定されないように伏せていますが、動画サイトにおけるこのような相談は複数寄せられています。投稿した誰とも分からない人に対し、自分の名前を出さないt削除できないのは、一種のリベンジポルノです。被写体の人を特定するために悪意のある人が意図的に公開した可能性もあります。これらを黙認しながら有料で荒稼ぎしている動画サイトの対応はあまりにも残酷です。PAPSでは、このような動画投稿サイトの運営会社へは、国内外を問わず被害のご本人からの相談があれば抗議や削除要請を行っています。

Cさんのケース

プロダクションの人にスカウトされて、断りきれずに撮影に応じてしまいました。初めは普通のV(ビデオ撮影)でしたが、6本目から怪しい会社のビデオに出演させられて、廃墟のような場所で20人近くの人に中出しされました。怖かったしです。とても悔しかったです。「もう消えてしまいたい」という気持ちでいっぱいです。

Dさんのケース

私は駅でスカウトされました。知らないうちにいろいろなことが決めれられて12本契約してAVに出演しました。大々的に販売されてしまったので、ついには高校の同級生にも知られてしまいました。AVメーカーの人に相談しても何もしてくれません。他の人からみれば、自ら望んでAVに出演してしまったかのように見えてしまいます。もう販売されていて、どうしたらいいか、わからくなりました。

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