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ぱっぷす活動報告会(性的搾取をなくすための戦略)のお知らせ(2021年12月15日更新)


ぱっぷす活動報告会(性的搾取をなくすための戦略)のお知らせ

日時 2021年12月27日(月)20時00分~21時30分(1.5時間程度)

開催:ZOOM


【当日参加URL】 必ず上記の「参加申込み」で登録をお願いします。待機室で確認後入室となります。


 ぱっぷすは2020年のコロナ禍で「居場所がない」「苦しい」などの社会からの孤立・生きづらさを抱えた若年女性からの相談が後を絶ちません。2021年4月~12月8日現在で、新規相談者数が359人と過去最高(2020年度281件、2019年度182件、2018年度125件)を更新しました。

 ぱっぷすは、デジタル性暴力・性的搾取についての総合的な支援を目標に、

①性的搾取・デジタル性暴力の相談支援活動

②性的画像の包括的な削除要請活動

を行ってきましたが、今年度は、

③アウトリーチ活動(支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、福祉が積極的に働きかける活動)

を本格的に開始しました。


①相談支援活動

 一度でも性的画像記録がインターネット上に拡散した場合、被害者の権利侵害が長期間継続し、心身への有害な影響が極めて重大です。その結果、性感染症・望まぬ妊娠、長期間の精神的な治療、就労機会を奪われる・自死など、社会全体が被る被害(いわゆる社会的コスト)も甚大であることが見えてきました。さらに2022年4月には民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられ18~19歳の未成年者保護制度がなくなるなどの問題も見えてきました。


②削除要請活動

 性的画像記録を投稿する側はメールアドレスとパスワードのみという匿名に近い状態で動画を投稿できますが、削除したい被害者側は本名と身分確認ができる書類の提出が求められること、全く応じないサーバーに対する課題や、NHKと共同取材で可視化したグルーミング被害とその加害実態などについてもお話いたします。


③アウトリーチ活動

 様々な理由で家に居場所がない、夜の仕事で困っている女性に声をかけ、当団体の相談窓口を案内、居所のない方に対しては一時的な居所を提供し福祉相談に繋げる活動をしています。厚生労働省のデータによれば、2020年の働く女性の自殺者が、前年までの5年間の平均値と比べて3増(約1700人)でした。ぱっぷすにもアウトリーチ活動を通じて、居場所がない・生活苦の相談が寄せられており、若年女性に対する支援が急務です。


 このような課題からどのようにして性的搾取に終止符を打てばいいでしょうか。

 何もしなければ社会構造は変わりません。

 性的搾取のない世界を次の世代に届けるために何ができるでしょうか。

 そこで、今回の報告会では、


 ぱっぷすの考える「性的搾取のサイクルを断ち切る戦略」


について解説いたします。

なお、通常の活動報告会では、各事業のスタッフが報告を行いますが、相談支援がひっ迫していることもあり、金尻カズナ(ぱっぷす代表)が主にお話をさせていただきます。



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